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赤穂緞通
綿緞通というのをご存知ですか?

年末の事始め、京都ではそれが新聞に紹介される時には決まったように京舞の井上八千代さん宅のお座敷]が載ります。そこに敷かれているのが鍋島緞通、綿の緞通です。綿の緞通には他に赤穂緞通,堺緞通というのもあります。

この季節になると思い出すことがあります。
2003年梅雨がにはいろうかという頃、赤穂の田淵記念館からお電話を頂戴しました。

電話をしてきたのは女性で“赤穂緞通をお扱いと聞きました。いま在庫はありますか?”と唐突に切り出しました。
“もうすぐ祇園祭ですが、屏風を飾る際、綿緞通が敷かれていますが何故ですか?”と聞かれる。



秋の企画展で赤穂緞通を取り上げるという。
“綿緞通を屏風の下に敷く理由、何故でしょうね?在庫はございますが・・・、しかし古いものですので・・・、”とうだうだ答えておりますと、“今から参ります”と昼過ぎには名産の塩饅頭を手土産に若い女性が現れました。

学芸員、資格だけはもっていますが、お電話の迫力から恐そうな方を想像していたのですが、素敵なお名前の、名前にも勝るキュートな女性でした。



それはさて置き、品物を見るときの姿勢は真剣。次に鞄から厚さ10僂呂△蠅修Δ兵命燭梁を取り出し、“今までにご覧になられた模様があれば・・。”といわれます。
緞通の模様はいくつかのパターンに分けられますが、後は縁が違ったり、色の組み合わせが違ったりで、どれもこれも見たことのあるようなものばかり、閉口してしまいました。

実際に赤穂から新しい品物を仕入れていた頃(昭和30くらいまで)の話をお聞きになり、一生懸命に質問されて、研究会状態になりました。

秋の企画展ではすばらしい冊子ができました。最近の展覧会の物としては、薄い物で、¥700.と廉価ですが、内容の非常に濃い物です。
その中に「木綿の敷物、緞通、三者三様 −鍋島・赤穂・堺の文様ー」というたいへん楽しい文章もあります。この拙い記事で興味をもたれた方がございました是非お取り寄せください。

綿緞通を屏風の下に敷く理由?いろいろ推論はしたのですが・・・。
author:, category:挨拶, 18:03
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